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2018年4月15日 (日)

【成年後見】  後見人と横領

 家庭の法と裁判第13号で紹介された東京高裁平成29年4月27日判決です。

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 成年後見人である司法書士が、預かり保管中の成年被後見人の預金等から金員を払い戻して着服する横領行為をしたところ、

 成年被後見人の相続人の一人である原告が、家庭裁判所の後見監督等に違法があるとして、国家賠償法1条1項に基づき、横領行為による損害額等の支払いを求めた事案について、

 裁判官による成年後見人の後見事務の監督につき職務上の義務違反があるとして国家賠償法上の損害賠償責任が肯認されるためには、裁判官が違法若しくは不当な目的をもって権限を行使し、又は裁判官がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使し、又は行使しなかったものと認め得るような特別な事情があることを必要とすると解するのが相当であるところ、

 本事案においてはこのような事情は認められないとして、原告の請求を棄却しました。

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