« 【男女関係】 不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析(2) | トップページ | 人事訴訟の要件事実と手続 日本加除出版 »

2017年10月 6日 (金)

【学校】 給与規程変更による給与の減額に伴い退職金が減額になった事案

 判例時報No2340号で紹介された大阪地裁平成28年10月25日判決です。

 被告は、学校法人であり、中学、高校、通信制高校を運営しているようです。

 本判決は、就業規則による不利益変更に関する判例法理に基づき、本事案は退職金の計算基礎となる「基本給の額が減額となったことによるもの」で、「新人事制度全体を踏まえて検討する必要がある」としたうえで、①変更の必要性、②不利益の程度、③内容の相当性、④労働組合等の交渉状況を検討しております。

 そして、Xらが被る不利益の程度は大きいものの、変更を行うべき高度の必要性が認められること、変更後の内容も相当であること、組合等との交渉説明も行われており、その態度も誠実であることから、本件変更は合理的なものといえると判断しております。

|

« 【男女関係】 不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析(2) | トップページ | 人事訴訟の要件事実と手続 日本加除出版 »

【学校】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122347/65878857

この記事へのトラックバック一覧です: 【学校】 給与規程変更による給与の減額に伴い退職金が減額になった事案:

« 【男女関係】 不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析(2) | トップページ | 人事訴訟の要件事実と手続 日本加除出版 »