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2017年9月

2017年9月16日 (土)

【学校】 学校給食での事故

 判例時報No2337号で紹介された宇都宮地裁平成29年2月2日付判決は、大変痛ましい事案です。

 小学1年生が、学校給食に出された白玉汁の直径約2㎝の白玉団子を喉につまらせて窒息し、脳死状態となった後に死亡したことについて、

 小学校職員に白玉団子の提供の方法や誤飲事故の救命措置に過失がないとされた事例です。

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 大変痛ましい事件ですが、やはり、学校側の過失を認定することが難しかったようです。

 この事件を契機に、学校給食の安全性に一層注意を払っていただければと思います。

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2017年9月13日 (水)

離婚を考える、或いは、紛争になっている男性にとって、心強い書籍が出版されました。

 離婚事案において、男性は、女性に比べて、不利な立場に立たされています。特に夫婦間に子どもがいるような場合は顕著です。

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 「浮気をした奥さんと別れたいが、子どもの親権は当然もらえますよね?」という質問に対して、「当然ですよ」と言えず、「奥さんが親権が取得される可能性も大きいですよ。」というと、びっくりされることがあります。

 また、「端的にいうと、母が父に無断で子を連れて家を出る行為は違法ではなく、逆に父が母に無断で子を連れて家を出る行為は違法であると判断される傾向にあったといえよう」(本書P150)と説明されています。

 離婚問題に直面した男性依頼者に納得してもらえるような弁護は、依頼を受けた弁護士にとっても困難を伴います。他方で、それゆえに、取り組みがいのある仕事でもあるといえると思います。

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 本書は、9章で構成されています。① 離婚原因 ② 慰謝料 ③財産分与 ④婚姻費用 ⑤養育費 ⑥子供の親権・監護権、⑦面会交流、⑧離婚手続、⑨国際離婚 です。

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 離婚問題で悩んでいる男性の方に対して、二人三脚で、納得していただけるような弁護活動が行えるよう精進していきたいと思います。happy01

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2017年9月 7日 (木)

家事事件を申し立てる際にどんな書籍を参考にしたらいいの?

 日本加除出版から、平成25年2月に、「家事事件の要件と手続 」という書籍が出版されていました。

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 著者は、元裁判官で現在は法科大学院の教授をされている方です。

 本書は4章で構成されています。①家事審判総論、②別表第1の事項に関する審判、③別表第2の事項に関する審判、④家事調停です。

 要件や手続きが少し丁寧に記載されているので、使いやすいと思いました。

 

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財産分与額算定・処理事例集

 新日本法規から、平成29年7月に、2分の1ルールだけでは解決できない財産分与額算定・処理事例集  が出版されました。

 離婚事案においては、ほぼ、財産分与が絡んできます。そして、概ね、男性名義の財産としていることが少なくないことから、女性から男性に対して財産分与の請求がなされることが多いです。

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 離婚事案はマチ弁であればどの弁護士も取扱い対象にしております。しかしながら、丁寧な主張や立証がどの弁護士もなされているかというとそうではありません。それは、弁護士の仕事が、規格品ではなく、オーダーメイドであることに原因があります。

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 本書は、離婚事件の財産分与を取り扱う際に、検討するための視点を与えていただけそうです。

 6章から構成されています。①総論 ②分与対象財産の確定 ③分与対象財産別の評価 ④分与割合 ⑤具体的分与方法 ⑥周辺事情と財産分与です。

 財産分与の事案になると、多くの男性は劣勢に立たされます。男性からの依頼人の場合には、劣勢を挽回することを期待されるのですが、なにかよい策はないか研究したいと思います。。。coldsweats01


 

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2017年9月 1日 (金)

家事事件における事情変更

 新日本法規から、平成29年7月に、審判例における事情変更 が出版されました。

 著者は、平田厚明治大学法科大学院教授・弁護士です。

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 福祉や家事関係に多数の執筆がある弁護士さんです。7章から構成されています。①総論 ②婚姻費用分担に関する事情変更 ③面会交流に関する事情変更、④養育費に関する事情変更、⑤親権に関する事情変更、⑥扶養に関する事情変更、⑦相続に関する事情変更です。

 この中では、②婚姻費用や④養育費に関する事情変更についての相談が圧倒的な割合を占めますが、中には、⑤親権や⑦相続に関する事情変更についても散見されるところです。

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